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光雲寺「閑雲庵」

設計:KUU・KAN設計室
竣工:2019年3月
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「閑雲庵」は、南禅寺の境外塔頭である「光雲寺」の境内に建つ建物で、以前から滞在型の宿泊施設として活用されていたのですが、今回全面的に改修させていただき、新たな滞在型の宿「閑雲庵」として生まれ変わりました。 設計は、日建設計で京都迎賓館やザ・リッツカールトン京都を手掛けられたKUU・KAN設計室の建築家佐藤義信氏によるものです。 そして運営は、京都らしいこだわりの宿を多数展開されている「(株)葵ホテル&リゾート」さんで、2年前に同じ光雲寺内で手掛けさせていただきました数寄屋造りの離れの「看月亭」再生工事に続く仕事です。

光雲寺の境内に建つ「閑雲庵」

建物の東側には、琵琶湖疎水と哲学の道が走り、南側には東山を借景にした枯山水の庭。

閑雲庵は平屋建てで床面積が182.5㎡(55.3坪)の広さがあり、上り天井のゆったにした広さのLDKと3室のベッドルームがあり、その3室にはそれぞれ化粧室・浴室・トイレがあります。
枯山水の庭が楽しめるゆったりしたリビング。

照明デザインは、灯デザインの早川氏が担当され、居間の照明はDay・Night・Garden・Sleepとシーンごとに切り替えることができます。

居間の一部に三畳の和室の小上がりがあります。 襖は、「京唐紙」です。

床の間の地板は、一枚の石、壁はポーターズペイント塗とモダンな床の間です。

居間と格子戸で仕切ることができるダイニングキッチン。

33㎡とゆったりとした広さの南側のベッドルーム1、ここからも庭を楽しむことができます。

夜の遮光は、ちょっと贅沢な京唐紙張りの襖です。

三つあるベットルームのワードローブには、「組子欄間」の技術を生かした富山のタニハタの組子を建具に組み込みました。そしてその横には下に冷蔵庫を収めたバーカウンタがあります。

化粧室、床は竹タイル張りです。

この部屋の浴室の浴槽は「高野まき」、床は濡れると青色になる「十和田石」、壁・天井は水に強い「青森ヒバ」とかなりリッチです。

北側のベッドルーム2からは、隣接する「看月亭」の庭が背後から眺めることができます。 この庭は、琵琶湖疎水の水を引き込んだ七代目小川治兵衛の作庭の庭です。

ベッドルーム2の化粧室と浴室。

もう一つのベッドルーム3。

その化粧室と浴室。

「閑雲庵」は、6名様まで宿泊可能です。 京都にお越しのおりは、「閑雲庵」「看月亭」に是非一度お泊りになってください。 ご満足いただけるここと思います。