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吉野杉と漆喰でつくる「桂川の家」

竣工:2019年5月
延床面積:92.74㎡(28.6坪)
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この建物は、西京区桂川駅近くの静かな住宅街で築50年ほどの住宅を建て替えた建物です。 敷地は24坪と狭く、延床も28坪と小さいながらも、家族4人が豊かに暮らせる家になりました。 また、奈良吉野の吉野杉と自然素材をふんだんに使った家に住みたいというご要望に応え、床・家具・吹き抜け天井などに吉野杉を多用し、壁は漆喰で仕上げました。

狭小地にも関わらずガレージを確保し、道路に面する南側正面の外壁は、杉焼き板と漆喰で仕上げです。

玄関引き戸は、ナラの柾板の「なぐり」仕上げで、玄関横にベンチを設けました。

玄関の床、天井材と下駄箱は吉野杉で仕上げています。 また室内への風除戸は、古建具を再利用しました。

狭小敷地で限られた床面積の中で、家族の集いの場であるLDKの広さと十分な採光を得るために、LDKと水回りは2階に設けました。

南側に面したLDKの前には、広いベランダがあり、居間とつながります。

居間の天井が、勾配天井で吹き抜けているためより広く感じられます。

食器棚、家電カウンターも吉野杉で造りました。

洗面所、トイレにも吉野杉をふんだんに使っています。

夏は2階やロフトの温度が上がらないように、屋根を冷やしながら効率よく熱を排出する「そよ換気」を採用し、冬は2階の蓄熱暖房器具によって暖められた空気を1階へ循環する仕組みを取り入れることで全館暖房を可能にしました。

小屋裏も有効に活用しています。

建て替え前の子供たちの成長の記録を記した柱を「小屋束」として再利用しました。

1階にプライベートルームを設けました。 正面の格子戸は、古建具を再利用した納戸の建具です。

1階のもう一つのプライベートルームの建具には、手漉きの美濃和紙を柿渋で染めた和紙を使いました。

間もなくここで新しい暮らしが始まります。 どのように住み継がれていくか楽しみです。