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木の家の夏の暮らしを紹介します。
「風と日射し」
建物に囲われた中庭は比較的日照時間は少なく、背の高い植栽は木陰をつくり、そして朝の水やりによって、涼しい風は家の中を通り抜けます。日射しを遮るには、軒を十分に出す事や敷地を読み窓の配置を考えるなどの建築的工夫に加え、昼間南側の大きな開口部は外側に簾、遮光ネットや緑のカーテン、また内側は障子やカーテンなどその家に合った方法で日射しを遮ります。クーラーの冷たい風を一休みさせ、どことどこの窓を開閉すれば涼風が抜けるか、その家の風の通り道をつくります。
「裸足と床」
無垢の木の床は、ごろりと寝転んだり裸足で居てもべとつかず、夏でもさらっとした肌触りが特徴です。また手入れにはコーティング系の塗料は使わず、天然素材の亜麻仁油や蜜ろうを主成分とした浸透性のワックスを使用することで、木の風合と木肌の感触をそのままに感じることが出来ます。夏のひんやりとした土が気持ち良いように、無垢の木の床が心地好いことを肌は感じます。
「開放感と木の家」
日本の蒸し暑い夏の気候を健康的に心地よく過ごすには、プライベートな場所は大切にしながらも、開放的に暮らせる家が気持良いです。近年は個室の必要性で家の中には仕切りが増えましたが、建具を引戸で開けっ放しにできることや、障子が取外しできること、風が通る間取りであること、また、視線を気にせずデッキで夕涼みできることなど・・・。日本の伝統で培われた工夫と家族の暮らし方を考えることで、風土にあった開放感のある木の家はつくれます。
プライベートの空間と家族の集まるLDKを、自由に動かせる家具や低い壁で適度に間仕切ります