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「けっこう汚れていますね」と設計部の社員が、雑巾で社屋の床を水拭きしています。社屋は築38年の古家を改修した建物で、お客さまに提案している無垢材や自然素材などをたくさん使っています。それらを永く大切に使っていきたいと言う思いもあり、毎朝の簡単な清掃とはべつに、年に三回ほど皆で普段できない場所の掃除を続けています。今回は、手入れのことや、永く住み継がれる木の家の特徴を紹介します。
気をつかわない「木」
例えば吉野杉のフローリングは、年月を重ねて色艶は深みを増し淡紅色から飴色へと変わりますが、暮らしの細かなキズ跡も一緒に馴染み目立たなくしてくれます。また、新しいうちが一番美しい製品とは違い、使い込まれて風合がでる木や土など自然素材は、経年変化によって魅力を増す素材です。それらは、住まい手にとって意外と気をつかわせず付き合っていける素材と言えます。
一年一度の一大掃除などと構えて、来る年の仕度を楽しんだり忙しかったりと気ぜわしいこの時節、あちらこちらから掃除の工夫も教えられるのですが、暮には一年共に暮した家のことを思い、日々住まう人ならではの家の手入れがされることで、永く住み継がれる家となるのではと思います。