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忍阪の古民家再生

竣工:2017年9月
この建物は、奈良桜井市忍阪(おっさか)という所に建つ築64年の伝統工法の古民家で、玄関・「通りにわ」から西側の間取りが、「田の字型」四間取りの大和地方の典型的な農家建築です。 これらの建物の特徴は、日当たりのいい南側の家で一番いい場所に主に客人用の「座敷」と「次の間」があり、家人は北側の暗くて寒い場所に「寝間」と「居間・台所」がある造りです。また風呂や便所も外にあるのも特徴の一つです。 今回の改修の目的は、座敷や次の間の位置はそのままで、家人が集う居間や食堂を日当たりのいい東側・南側に配し、洗面・風呂・便所も母屋内に設け、断熱性能を高め、快適で使いやすい間取りにすることです。 また筋違などを使わない伝統工法で耐震性能の向上も目的の一つです。

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