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小さな家で豊かに暮らす「楠葉の家」

竣工:2023年2月
延床面積:63.78㎡(19.3坪)
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枚方市樟葉にある住宅地の角地に建つこの建物は、20坪の極小地に家族4人と愛犬が暮らす 延床面積19坪の小さな家です。以前にお住まいになっていた家を解体し建て替えたものです。

建物の外壁一部と道路や燐家からの目線を遮るための塀は、吉野杉の板張りです。

小ぢんまりした玄関ですが、下駄箱以外にもちょっとしたスペースを利用して収納を設けています。

玄関から繋がるトイレもコの字型の「折り返し階段」の下です。

その玄関から引き戸を開けると居間へと通じます。

7.5畳しかないリビングダイニングですが、東側の2間(3.64m)と南側に1間(1.82m)の大開口があることにより、目線が抜け圧迫感を感じません。

東の道路側の建物との空(あき)は60cm程、南側の隣地との空は80cm程しかありませんが、あえてそこにウッドデッキを設け、リビングダイニングとつなげ少しでも広く見え且つ活用できるようにしました。

そのリビングダイニングは、キッチンカウンターを介してダイニングと繋がります。

キッチンの背面には幅1.5間(2.73m)奥行き50cmの広い収納を設けました。

奥行き45cmのキッチンカウンターでは食事ができます。

キッチンから洗面、浴室へと繋がる使いやすい家事動線です。

2階には、限られた面積の中で主寝室と子供たちの要望もあり、区切られた個室を2室設けました。

子供たちの部屋にはロフトを設け、小屋裏空間の有効利用もしています。

構造材は天然乾燥の吉野杉・吉野桧を熟練の大工が手刻みし、床・壁・天井の仕上げに自然素材をふんだんに使ったこの家、小さいながらも健康的に永く住み継がれていくことでしょう。