竣工:2023年12月
延床面積:88.6㎡(26.8坪)
京都市伏見区にご家族3人が暮らす延床面積27坪の家が昨年の暮れに完成しました。
この建物沿いには、琵琶湖の湖水を京都市に流すために明治に作られた「琵琶湖疎水」が流れます。
そしてこのお宅には、LDKとひと続きになった14帖の大きな工作室があり、家族や仲間がもの作りを楽しむことが出来る家です。
家の横を琵琶湖疎水の水がとうとうと流れています。
LDKとひと続きになった家族や仲間がもの作りを楽しむことが出来る14帖の大きな工作室。
14帖の工作室の一部は土間で、玄関土間と続きます。
また土間にはペレットストーブが据えられ、この一台のストーブで全館暖房が可能です。
工作室の東側の大開口からは、ウッドデッキを介して疎水の景色が眺められ、デッキに腰掛け水の流れを楽しめます。
工作室に設けられた奥行55cmの大容量の大棚、玄関からLDKへと続く廊下との仕切り壁を兼ね、廊下側からも収納可能です。
12.5帖のLDK。
居間は6帖の畳敷きで座卓が置かれ、キッチンに立った時、座卓に座っている家族を見下ろした感じにならないようにキッチンの床高さは、居間より30cm下がっている。
LDKとひと続きになった工作室は、将来は絵画教室を開くことも計画されていとのことで、4枚の引き込み建具で仕切ることが出来ます。
LDKの南側にはウッドデッキと庭があり、大きな開口からは緑と疏水の流れが楽しめます。
勾配天井にトップライトがある2階の階段室。
ロフトもある2階の子供室。
主寝室と隣接するクローゼット。
寝室に隣接して2階に設けた洗面・洗濯室と浴室。
6帖ほどの広さの2階の南側の設けた広々としたベランダ。
今年、小学1年生になったお子さんが作られたツバメの巣。
この家で家族みんなが、もの作りを楽しんでおられるようです。