竣工:2002年3月 蔵 室町時代から続いている奈良S家の蔵 明治の初めにS家の山の木を切り出してつくられました。 梁 解体風景 一部機械も使いますが、ほとんどが手作業。ひと月近くかかりました。 解体作業は、まず大工が部材の番付を行い、建てられた時のまったく逆の順で解体(ほどく)していきます。 最初に瓦をおろしますが、もちろんこの瓦も再利用します。 解体して部材にした時点で、使える材とそうでない材を分けます。 た腐っている柱の根元は、接ぎ木(根継ぎ)したりします。 加工(きざみ)風景 建て方風景 建て方風景 蔵を移築する管理棟は平屋で床面積が100坪ほどありますが、棟が上がるまでに1週間ほどかかりました。 材の持つ力、迫力。圧巻でした。 材 移築後 外観 蔵 構造見学会 古材バンクの会主催で構造見学会が開かれました。 内観 ←前の施工実例 一覧に戻る 次の施工実例→