竣工:2009年4月 PC(プレキャスト)コンクリート造りの無機質なメーカー住宅を、無垢材を中心に自然素材をふんだんに使うことで、ぬくもりのある家に生まれ変わりました。 床は無垢の栗材を張り、壁・天井は調湿効果のある火山灰を使った材料の左官塗です。 広い玄関ホールに飾られた李朝時代の家具。施主様のセンスのよさが伺えます。 施主様が韓国に行った際、購入された引き手 白を基調とした左官塗りの壁・天井のシンプルな居間に置かれた、民芸調の家具が映えます。 ダイニングに置かれた民芸調のテーブルの上に架けられた、ステンドグラスのペンダントからもれる淡い光が天井に映ります。 ダイニングの床の一部は石張りで、そこにペレットストーブを据えました。 ダイニングの吹き抜けは、2階のホールへとつながります。 ダイニングキッチンから続く木製のデッキ。天気のいい日はここで食事を楽しみます。 キッチンや背後の収納は作り付け。水屋の引き戸は、昔なつかしい杉の舞良戸(まいらど)にしました。 作り付けの洗面。収納もたっぷりあります。 3畳半あった浴室は一部をユーティリティーにしました。 縦舞良戸(たてまいらど)の引き戸にしたトイレ コブシの木の床柱。落とし掛けには古材を利用しました。壁の中に引き込まれる障子の組子は施主様のデザインです。 2階ホールの天井は赤身の吉野杉張りです。 屋上の一部を緑化しました。 奥様のお兄様の部屋 韓国で購入されたユニークな顔の面 ←前の施工実例 一覧に戻る 次の施工実例→