竣工:2023年10月
京都府宇治市の丘陵地に建つ築28年のハウスメーカーの家をリノベーションし自然素材に包まれた2世帯住宅に生まれ変わりました。 この家は軽量鉄骨造2階建てで延べ床面積が58坪と広く、親世帯2人、子世帯4人の2世帯と猫2匹が暮らす家です。
広々とした玄関ポーチには、手洗いを設けました。 玄関正面の壁の一部と天井は吉野桧板張りで、玄関ドアは以前アルミサッシだったのですが、今回、壁と同材の吉野桧の「柾板」張りです。
玄関を入ると左手に暖簾越しに3㎡ほどの玄関収納があります。
解体中の建物内部
玄関を入り右側には家族が集うLDKが、左側にはご両親の部屋と水回り・WIC兼収納、そして中央に2階へとつながる階段があります。
家族が集うLDK。 床は吉野桧板張り、壁は火山灰を原料にした多孔質の塗り壁、天井は吉野杉板張り仕上げです。
造り付けのキッチン
ここから水回り(洗面脱衣・浴室・トイレ)や広々としたWIC兼収納、階段へとつながる合理的な家事動線です。
2匹の猫のために間仕切りドアの下には「ねこドア」も設けています。
WIC兼収納に隣接し、南向きで日当たりのいいご両親の部屋
2階は、以前は個室で区切られていた部屋を、家族の成長に合わせて仕切ることが出来る24畳のフリースペースとしました。
2階にも造り付けの洗面とトイレを設けました。
2階の書斎コーナー
建物の断熱性能も向上させ自然素材をふんだんに使い、快適で健康的に暮らしができるこの家で、家族6人と猫2匹の新しい生活が始まります。。