竣工:2020年2月
構造:RCラーメン構造(2016年築)
面積:70.80㎡
設計:マスタープラン 小谷和也
写真撮影: 小谷和也
JR茨木駅すぐの好立地に建つ築4年のほぼ新築に近いマンションの全面リノベーション。
一般的な3LDKの間取りだった物件を大人が過ごす快適な空間としてリノベーションした。
北側には二つの洋室を設けつつ、大きく取ったLDKには小上がりの畳スペースと間仕切にもなる本棚を可動式家具として設け、籐張りの引戸で仕切ることでゆるく視線を遮る個室として使えるようにしている。
リビングはウールカーペット仕上げで一段下げ、ハンス・ウェグナーのデイベッドがぴったり納まるスペースとして確保した。
洗面スペースは廊下にミーレの埋込洗濯機と並べて設け、浴室へはリビング側からアクセスさせることで脱衣室の温度が下がりにくいよう配慮している。
キッチンは二型としてコンロとシンクを分け、大きなダイニングテーブルとの関係性にも配慮している。
ベンチを設けた玄関。壁板のスリットは玄関手すりになっている。
バルコニー側からリビングをみる。
本棚の奥が小上がり畳のスペース。
右手の椅子はモーテン・グッドラーのキューバチェア。
ダイニングからリビング、小上がりをみる。
ペンダントライトはポールへニングセンのPH2/1真鍮メタライズド二灯吊り。
堀田カーペットのウールカーペットを張ったリビング。
ハンス・ウェグナーのデイベッドがちょうど納まるようにしている。
小上がりの和室の籐張り簀戸を閉めたところ。
上部を開口として解放感をもたせている。
小上がり畳はユニットになっていて移動可能。
おいてあるのはたためる円卓。
畳スペース左側はWCLに繋がる。
右手はリビングとの境の可動本棚。
右手はリビングとの境の可動本棚。
小上がり畳スペースからキッチンをみる。
右手奥が脱衣室の入り口。
小上がり畳スペースからラタンを張った簀戸越しにみたキッチン。
キッチンは二型として壁側にコンロを設けた。
全て大工による造作キッチン。
キッチン側からバルコニー方向をみる。
左手の本棚も可動式で将来的に撤去が可能。
左手の本棚も可動式で将来的に撤去が可能。
廊下に設けた洗面カウンター。
左手にはミーレの洗濯機を設置。