竣工:2012年7月月
延べ床面積:149.41㎡(45.19坪)
今回の建物は、宇治の折居台という所に建ちます。
敷地の南東側には京都府茶業共同組合の茶園が広がり、その先には、府立山城総合運動公園(太陽が丘)の丘陵が続き、2階の窓からは緑豊な景色が楽しめます。
構造材には、日本有数の美林、吉野杉を使い、熟練の大工が仕上げました。
栗と杉の床板、火山灰を利用した左官壁、2階床の剛性をかねた杉板張りの天井、 和室は土佐和紙貼り、浴室は桧板張りの壁・天井と、自然な素材をふんだんに使いました。
高断熱仕様で、1台の蓄熱式暖房機で全館暖房が可能で、 屋根には太陽光発電を設置したエコな家でもあります。
玄関へのアプローチ
桧材で作った重厚な仕上げの玄関戸は、格子の中に引き込まれます
土佐和紙と柿渋紙で仕上げた和室。天井の見切りにスス竹を使っています
収納を重視した、洗面脱衣室
壁と天井に、水に強い吉野桧の赤身を使った浴室
ダイニングテーブルの横に、お子さんの勉強やパソコンが使えるカウンターを設けました
2階に設けた、10畳の広さの将来子供部屋となるスペース
2階のベランダ越しに、緑豊な風景が楽しめます