設計:Ms建築設計事務所・三澤康彦 竣工:2010年3月 阪口製材所さんが、吉野材の良さを多くの人たちに知っていただく為に作られた木の展示場で宿泊体験も出来ます。使っている木材は吉野の杉、桧を中心に、その他高野マキやケヤキ、クリ、ミズメ、イチョウ、トガなどいろんな樹種が使われ、その材を当社の大工が手加工で仕上げました。 正面のファサード 長期優良住宅の性能を満たした建物で、屋根はのぼり梁で組み、棟木には和トガの丸太を太鼓にひいて使っています。 タイル敷きの展示コーナー テーブルの天板はタモ材で、キッチンの面材には桜が使われ上品な仕上がりです。 和室の天井には吉野の手漉きの和紙が袋張りされています。 浴室と浴槽、洗面所の天井と壁には水に強い高野マキを使用しています。 和トガの太鼓にひいた丸太に組まれた杉の登り梁 外壁は杉板張りの目板おさえ、正面はその前にたて格子が組まれて、玄関口はしっくいの塗り回しです。 玄関横に据えられたミズメザクラの切り株。なんとこれは傘たてだそうです。 ←前の施工実例 一覧に戻る 次の施工実例→