竣工:2021年11月
この建物は、奥様のご実家であった築40年の軽量鉄骨のハウスメーカーの建物を自然素材をふんだんに使い快適な木の家にリノベーションしたものです。
東側の道路正面にあった玄関は、新たに北側に設けました。
玄関ドアを開けると左側にベンチがあり、右側には玄関収納を兼ねた内玄関があります。
改修前は、ダイニング・リビング・和室が仕切られていたのですが、今回の改修では、仕切られていた壁を取り払い広いワンルームとしました。 23帖のLDKの床は国産栗のフローリング張り、天井は熊野杉を張り上げ、壁は調湿脱臭効果の高い湯布珪藻土で仕上げています。
LDKには、お手持ちの家具が整然と配置され、奥様は片付け上手で実にきれいに片付けられています。物が少ないのが片付け上手の秘訣だとか。
LDKからは、ウッドデッキを介して庭の緑を楽しむことができます。
リビングに隣接する約4帖の広さの小上がり、ここはお子様の遊びスペースになっているようです。
その小上がりには、段差を利用した引き出しが仕込まれています。
水回りである風呂・洗面脱衣・トイレは、動線もよく使いやすいように一か所にまとめられています。
ここも不要なものが無く、とても広く感じます。
2階は、既存の間取りのままですが床・壁・天井の仕上げを新しくしています。
ここは娘さんの部屋、以前は和室だったのですが洋室に改装。
以前の押し入れがかわいらしいスタディーコーナーとして活用されています。
改修前
改修後
息子さんの部屋
主寝室
秋に完成見学会を開催させていただいたのですが、その時庭のモミジが赤く染まっていました。