竣工:2010年2月
延床面積:135.04㎡(40.92坪)
玄関土間には古い建具で仕切られた広い玄関収納があります。
松の板で作ったオリジナルキッチンはステンレスの天板と組み合わせ木のぬくもりが感じられるキッチンに仕上がりました。
LDKに面した、炉が切られた和室の壁、天井、建具は和紙の袋張り仕上げで「まゆ」に包まれたような空間となりました。
2階に設けた浴室の壁、天井は桧張りで桧の香りを楽しむことが出来ます。
高断熱仕様ですので蓄熱暖房機1台で全館暖房が可能です。
この家は国が定めた長期優良住宅でもあります。
LDKの開口部には、木製サッシを使用しています。庭には、お客様のお好みでオリーブの木を植えました
玄関ドアの上に欄間を設けることにより外、内の連続性と広がりが感じられます
玄関を入ると通り庭が続き、古い「目板格子」の建具を透して奥に薪ストーブが見えます。通り庭の奥に据えた薪ストーブはご主人のこだわりです。
居間とダイニングキッチンに面した六畳の和室には地袋付きの床を設け、地袋の上に季節の花を飾りました。
トイレの壁に付けた照明器具は大工の手作りです
玄関の壁の厚みを利用したニッチ
当時2階の子供部屋スペースは間仕切りのない広々とした空間でしたが、間仕切りしお子様二人の独立した部屋ができました。
吹き抜けには、窓の開け閉めや掃除が出来るようにキャットウォークを設けました
吹き抜けに面した寝室からの眺め